問い合わせる制作会社を絞る前に、何を決める?

制作会社を探す前に、ホームページを見た人から何を受けたいかを一文にします。たとえば『店舗の予約を受けたい』『法人から見積もり依頼を受けたい』『採用への応募を受けたい』です。ここが違えば、必要なページも、制作会社へ頼む仕事も変わります。

目的が『問い合わせを増やす』だけでは、まだ比べにくい状態です。誰から、何について連絡を受けたいかまで書くと、サービス紹介、料金、事例、会社情報、問い合わせフォームのうち、どのページが必要かを考えられます。

この一文は、制作会社へ送る完成した依頼書ではありません。候補会社のサービスページを見たときに、自社が必要とする仕事を扱っているかを見分けるための基準です。

自社が頼みたい仕事は、どの会社へ相談できる?

サービスページでは、『ホームページ制作』という名前より、その会社がどの仕事を受けているかを読みます。ページの構成、文章作成、写真撮影、スマートフォン表示、問い合わせフォーム、公開後の修正など、自社が頼みたい仕事が書かれているかを見ます。

書かれていない仕事が、必ず頼めないとは限りません。ただし、対応できると決めつけることもできません。たとえば『文章も任せたい』のに、デザインとページ制作しか説明がなければ、文章作成は質問へ回します。

候補を絞る比較メモの作り方

自社が頼みたい仕事受けたい連絡と、必要だと思うページや素材を書く
公式サイトで分かったこと対応すると明記された仕事と料金の条件を写す
問い合わせで聞くこと書かれていない担当範囲や追加費用を質問にする
分からない項目を推測で埋めず、質問として残すと、候補を外す理由と問い合わせる理由を分けられます。

頼める仕事が合っていても、料金ページの金額だけでは、自社に必要な内容がその金額へ収まるかまでは分かりません。次に見るのは、価格の大小ではなく、表示金額の条件です。

掲載料金は、自社が支払う金額として比べられる?

料金ページでは、金額と一緒に、ページ数、文章や写真の担当、問い合わせフォーム、公開作業、公開後の支払いを読みます。『○円から』という開始金額が近くても、含まれる仕事が違えば、自社が支払う金額は同じになりません。

  • 何ページまで含まれるか
  • 文章作成や写真撮影を頼めるか
  • 問い合わせフォームの作成と送信確認が入るか
  • 公開後に毎月または毎年支払うものは何か
  • ページ追加や大きな修正は別料金か

料金が掲載されていない会社もあります。その場合は、候補から外すのではなく、先ほど決めた目的と頼みたい仕事を伝え、概算を出すために何が必要かを尋ねます。料金が掲載されている会社でも、自社の内容に当てはまるかは問い合わせ前に断定できません。

金額の条件が読めたら、制作実績を見ます。ただし、きれいな画面や同業種の事例があることだけでは、自社が頼みたい仕事まで担当したかは分かりません。

制作実績は、自社の目的に近い?

制作実績は、同じ業種があるかだけでなく、ホームページの目的と掲載内容を見ます。予約を受けたい店舗なら、サービスの違い、料金、初めて来る人の疑問、予約方法まで読めるかを見ると、自社が必要とするページを想像しやすくなります。

画面から分かるのは、公開された見た目と内容までです。制作会社が文章を書いたのか、写真を撮ったのか、公開後にどこまで手を入れたのかは、実績ページに説明がなければ分かりません。気になる実績は、会社名や画面の好みだけでなく、『この実績で制作会社が担当した仕事』を質問欄へ書きます。

検索順位や問い合わせ件数などの成果が掲載されている場合は、何を行い、どの期間と方法で測った数字かを読みます。『SEOに強い』という言葉だけで、自社の検索順位や問い合わせが増えるとは決められません。

実績から会社の得意な見せ方は読めても、自社の制作を誰と進めるかは別です。問い合わせ時の窓口と、制作中に返事をする相手が分かるかも候補選びに影響します。

制作中は、誰とどのように進める?

会社情報やスタッフ紹介で分かるのは、所在地、連絡先、在籍する人など、公開されている範囲です。実際の制作で誰が窓口になり、文章やデザインの変更を誰がまとめるかは、別に聞く必要があります。

経営と現場を兼ねている人は、制作会社への返事に使える時間が限られます。連絡方法や打ち合わせ回数だけでなく、自社が決める場面、返事が必要な期限、担当者が不在のときの連絡先まで聞けると、日々の仕事と並行して進められるかを考えられます。

制作中の進め方が合っていても、公開後に料金や営業時間を書き換えられなければ、サイトを使い続けにくくなります。公開後の対応は、制作時とは分けて読みます。

公開後の修正は、誰へいくらで頼める?

公開後の案内では、文章や画像の変更、ページ追加、不具合への連絡、ドメインとサーバーの管理を分けて見ます。ドメインはホームページの住所にあたる文字列、サーバーはページのデータを置く場所です。

『保守あり』と書かれていても、どの修正を何回頼めるか、ページ追加は別料金か、契約を終えるときにドメインやページのデータを受け取れるかまでは分からないことがあります。自社で更新したい人は操作方法を、制作会社へ任せたい人は依頼方法と費用を聞きます。

公開後に検索から見つけてもらう仕事を頼みたい場合は、記事作成、ページ修正、数字を見る仕組み、毎月の報告のうち、どこまで含むかも分けます。ホームページを公開する仕事と、公開後に内容を見直す仕事は同じではありません。

更新の依頼先が分かったら、京都の会社を選ぶ理由を考えます。所在地が近いことと、店舗への訪問や写真撮影を頼めることは同じではありません。

京都の会社へ頼むなら、対面や撮影まで必要?

京都の制作会社を選ぶ利点は、必要な場面で対面や現地対応を頼みやすいことです。ただし、京都に事務所があるだけで、訪問、店舗撮影、対面の打ち合わせが料金に含まれるとは限りません。

『近い会社がよい』と思ったら、何のために近さが必要かを書きます。店舗や商品を見てほしい、スタッフ写真を撮ってほしい、画面を一緒に見ながら説明を受けたいなど、必要な場面が分かれば、対応の有無と費用を具体的に聞けます。

一方、打ち合わせと素材の受け渡しをオンラインで進められるなら、所在地だけで候補を狭める必要はありません。京都という地域名は、会社の品質を示す印ではなく、自社が必要とする対応方法を考える条件の一つです。

ここまで読んだ内容は、公式サイトで分かる項目と、問い合わせで聞く項目へ分けられます。一枚の表にすると、情報が多い会社を選ぶのではなく、自社の希望に答えられる会社を候補に残せます。

候補会社は、何を同じ項目で比べる?

比較メモには、会社ごとに印象を書くのではなく、同じ項目を並べます。公式サイトに書かれている内容はそのまま写し、見つからない内容は空欄にせず、問い合わせで聞く質問に変えます。

スマートフォンでは項目ごとに表示します。

比べる項目公式サイトで見る内容問い合わせで聞く内容
頼める仕事文章、写真、フォーム、公開作業の案内自社が頼みたい仕事をどこまで担当できるか
料金ページ数、含まれる作業、公開後の支払い自社の内容に当てはめた概算と別料金
制作実績目的、掲載内容、完成した見た目制作会社が担当した仕事と成果の測り方
担当体制会社情報、スタッフ、連絡先制作中の窓口と自社が返事をする場面
公開後更新、管理、運用の案内修正の依頼方法、費用、契約終了時に受け取れるもの
京都での対応所在地、連絡方法、対応地域訪問、撮影、対面対応の可否と費用

問い合わせる会社は、すべての項目が埋まっている会社とは限りません。自社に欠かせない仕事へ対応していること、分からない点を質問できることを基準に残します。料金が安い順ではなく、『この会社へ何を聞きたいか』を説明できる候補になっているかを見ます。

問い合わせ後に提案や見積書が届いたら、掲載情報ではなく、実際に提示された作業範囲と金額を比べます。その段階は京都のホームページ制作の比較ポイントで詳しく解説しています。契約前に担当範囲のずれを減らす方法は、制作会社選びで失敗する原因7選をご覧ください。

京都のホームページ制作会社比較でよくある疑問

候補を探す段階では、料金がない会社や同業種の実績がない会社を、すぐ外すべきか迷うことがあります。公開情報だけで決められない点は、候補から外す前に質問へ変えます。

料金を公開していない制作会社は、候補から外すべきですか?

料金がないだけでは、予算に合わないとは決められません。自社の目的、必要なページ、文章や写真を任せたいかを伝え、概算に必要な情報と料金の決まり方を聞きます。回答を比べられない場合は、その理由を含めて候補を見直します。

同じ業種の制作実績が多い会社を選べばよいですか?

同業種の実績は手掛かりですが、文章作成、撮影、公開後の支援まで担当したとは限りません。自社と近い目的のページがあるかを見て、その実績で制作会社が担当した仕事を聞きます。

京都の会社へ頼む方が、打ち合わせは進めやすいですか?

対面や店舗訪問が必要なら近さは条件になります。ただし、所在地だけでは対応方法は分かりません。対面での打ち合わせ、訪問、撮影が必要な場面を伝え、対応の有無と費用を聞きます。

SEOに強い制作会社は、どこを見れば分かりますか?

『SEOに強い』という表現だけでは決められません。検索される言葉の調査、ページ修正、記事作成、公開後の数字の見方のうち、何を行うかを聞きます。実績がある場合は、制作会社が行った仕事と結果の測り方も尋ねます。