依頼前に何を決めれば、同じ条件で見積もりを比べられる?

依頼前は、ホームページの目的、必要なページ、文章・写真の担当、見積金額に含まれる仕事をそろえます。ここが決まらないまま会社ごとに違う条件で相談すると、金額の差が制作会社の違いなのか、頼んだ内容の違いなのか分かりません。

原因1|デザインの好みだけで制作会社を選ぶ

見た目が気に入っても、必要な情報が足りなければ、お客様に事業の内容を十分に伝えられません。デザインだけで決めると、完成したページを見てから、サービスの説明や料金の情報が抜けていると気づくことがあります。

まず制作会社へ伝えたいのは、ホームページを何に使いたいかです。サービスの問い合わせを受けたいのか、採用応募を受けたいのかで、必要な内容は変わります。うまく言葉にできなければ、事業内容と今の困りごとから話して構いません。

たとえば、サービスの問い合わせを受けたい会社なら、訪れた人が次のように読み進められるかを見ます。

問い合わせまでに読むページの例

サービスの説明何を頼める会社かを知る
料金の説明費用の目安や決まり方を知る
問い合わせ依頼したいことを連絡する
サービスの問い合わせを受けたい場合の例です。予約や採用応募が目的なら、必要なページも変わります。

制作会社からページ案が出たら、なぜそのページが必要なのかを聞いてみてください。自社の目的に合う理由が分かれば、見た目だけで選ばずに済みます。ただし、各社が考えるページの分け方は同じとは限りません。

原因2|ページ数が違う見積もりをそのまま比べる

見積もりが安い会社でも、作るページが少ないだけかもしれません。ページ数や載せる内容が違うままでは、料金が割安なのか、必要な内容が省かれているのかが分かりません。

見積書は、制作会社が何をいくらで作るかを示す書類です。たとえば、一社はサービス紹介を一ページにまとめ、別の会社はサービスごとに分けている場合があります。同じホームページを頼んだつもりでも、作る内容はそろっていません。

ページ数が未定でも相談できます。紹介したいサービスやホームページを作る目的を各社へ同じ内容で伝え、必要だと考えるページとその理由を出してもらいます。そのうえで、どの内容で見積もってもらうかをそろえれば、金額の違いを比べられます。

ページ数が同じでも、文章や写真を誰が用意するかによって、自社に残る仕事は変わります。見積もりを頼むときには、文章や写真の準備についても話しておきたいところです。

原因3|文章や写真を誰が用意するか決めていない

文章や写真も制作会社が用意してくれると思っていても、見積もりでは自社の準備が前提になっていることがあります。制作が始まってから気づくと、本業の合間に文章を書いたり、撮影を手配したりする必要が出てきます。

会社案内、商品写真、ロゴなど、今あるものを制作会社に見てもらいましょう。そのまま使えるものと、新しく用意するものを分けると、自社で引き受けられる準備が見えてきます。

文章を書く人や写真を撮る人が社内にいなければ、その仕事も頼めるかを聞きます。自社で準備する場合は、何をいつまでに渡せば公開日に間に合うかを相談します。制作会社へ任せる場合も、事業内容の説明や完成原稿の確認に、自社の時間が必要です。

担当と日程が決まれば、文章や写真がそろわず制作が止まる事態を避けやすくなります。任せたい仕事が決まったら、その料金も見積書に入っているかを見ます。

原因4|別料金になる仕事を知らずに契約する

見積もりが安くても、必要な仕事が別料金なら、最終的に払う金額は変わります。文章作成や写真撮影を頼んだつもりでも、料金に含まれていなければ、追加で支払うことになります。

見積書に「ホームページ制作一式」とだけ書かれている場合は、その中に何が含まれるかを聞きます。自社ではできない仕事ほど、制作会社へ頼めるか、別に料金がかかるかを契約前にはっきりさせておきましょう。

スマートフォンでは項目ごとに表示します。

頼みたい仕事契約前に聞くこと
文章を作る事業内容の聞き取りと文章作成は、見積金額に含まれるか
写真を撮る撮影を頼めるか。撮影費や出張費は別にかかるか
フォームを作る入力欄の作成から、送信・受信のテストまで含まれるか
サイトを公開する公開の設定と動作確認は、誰がどの料金で行うか

回答は、見積書への追記やメールで残してもらいます。別料金の仕事があれば、その金額を加えたうえで予算に収まるかを決められます。月額HP制作相談室の料金や各プランの内容は、料金ページでご覧いただけます。

依頼内容と金額が決まった後も、制作途中で社内の意見が変われば、修正が増えることがあります。公開日まで無理なく進めるには、自社側の確認の仕方も決めておきたいところです。

制作中の大きな手戻りは、誰がいつ内容を決めれば防げる?

制作中は、社内で最終的に内容を決める人と、制作会社へ返事をする期限を先に決めます。完成直前に初めて確認する人が増えると、文章やページ構成を大きく戻すことがあります。

原因5|社内の意見がまとまらないまま制作を進める

完成間近に、まだ見ていなかった経営者や担当者から別の意見が出ると、作ったページを大きく直すことがあります。制作会社へ伝える内容が何度も変われば、公開日にも影響します。

複数人で確認する場合は、誰の了承があれば進めてよいかを先に決めます。その人には、完成後だけでなく、ページの内容やデザインを決める段階でも見てもらいます。意見は社内でまとめてから、制作会社へ返します。

自分一人で決める場合も、本業と並行して原稿や画面を見る時間は必要です。制作会社と確認日を決め、返答が難しい時期を伝えておけば、無理のある公開予定を組まずに済みます。

文字やデザインの確認が終わったら、実際にページを使ってみます。画面を眺めるだけでは、押せないボタンや届かない問い合わせに気づけません。

公開前に何を試せば、問い合わせの不具合に気づける?

公開前は、スマートフォンでページを開き、ボタンを押し、フォームから送った内容が自社へ届くところまで試します。画面が表示されるだけでは、問い合わせを受け取れる状態かどうかは分かりません。

原因6|スマホ表示とフォームの動作を確かめていない

パソコンで問題なく見えても、スマートフォンでは文字が小さかったり、ボタンを押しにくかったりすることがあります。問い合わせフォームも、入力欄が表示されるだけでは、送った内容が届くかまでは分かりません。

公開前に制作会社と動作を確かめる日を決め、自分のスマートフォンでも触ってみてください。問い合わせを受けるサイトなら、送信してから受信するところまで試します。

  1. 読みたいページへ進めるかトップページからサービスや料金のページを開き、リンクや戻る操作を試す。
  2. 問い合わせが届くかテストだと分かる内容を送信し、送信後の表示と受信側に届いた内容を確かめる。
  3. スマホで読めて操作できるか文字が画面からはみ出さず読めるか、ボタンや入力欄を指で操作できるかを見る。

予約や応募を受ける場合は、その機能も対象です。問題が見つかったら、直した後に同じ操作をもう一度試してから公開します。送信から受信まで試すことで、公開後に「問い合わせが届いていなかった」と気づく事態を防ぎます。

公開後には、料金や営業時間などを変えることもあります。そのとき誰が直すのかも、公開前に決めておく必要があります。

公開後の修正は、誰へいくらで頼める?

公開後に料金や営業時間を変える場合に備え、自社で直せる範囲と、制作会社へ頼む範囲、その費用を契約前に聞きます。公開時点だけを見て契約すると、更新したいときに依頼先と予算が分かりません。

原因7|公開後の更新方法と料金を決めていない

ホームページを公開しても、文章や写真を自社ですぐに直せるとは限りません。変更のたびに制作会社へ頼む契約なら、頼み方と料金を知らないままでは、更新が後回しになるおそれがあります。

料金や営業時間の変更など、公開後に起こりそうな修正を挙げて相談します。自社で直せるのか、制作会社へ頼むのか、月額料金に含まれるのかを聞けば、更新を誰が担当し、いくら予算を残すかを決められます。

自社で直す場合は、ページを編集する管理画面のログイン情報と操作方法が必要です。制作会社を変える場合に、文章や写真などを受け取れるかも確かめます。サイトの住所にあたるドメインや、データを置くサーバーの契約についても、誰が管理するのかを聞いておきます。

こうした条件は、制作会社によって異なります。契約前の回答を書面で残しておけば、更新を頼むときや依頼先を変えるときに、何を頼める約束だったかを確かめられます。分からないことがあれば、契約する前に制作会社へ質問して構いません。

初めてホームページ制作を頼むときの疑問

京都の会社でも、打ち合わせの方法や頼める仕事はそれぞれ異なります。連絡する時点で未定のことは、そのまま質問して構いません。

まだ文章や写真がなくても依頼できますか?

文章作成や撮影を頼める会社なら、準備から相談できます。ただし、対応する仕事や料金は会社ごとに異なるため、自社で用意できるものを伝えて、足りない分を頼めるか聞いてください。

京都の制作会社なら、対面で相談できますか?

京都に所在地があっても、訪問や対面相談に対応しているとは限りません。希望する場所で打ち合わせられるか、出張費がかかるかを問い合わせます。

制作から公開まで、どんな流れになりますか?

依頼内容を相談し、ページの内容やデザインを決め、完成した画面と動作を確認して公開する流れが基本です。実際の進め方や確認時期は制作会社によって異なります。

月額HP制作相談室での進め方は、制作の流れとFAQに掲載しています。