自社の制作費は、三つの内容を決めると見えてきます

  • ホームページで紹介するサービスと、何のために作るのか
  • そのために必要なページと機能
  • 文章や写真を自社で用意するか、制作会社へ任せるか

ここまで決めると、一般相場の中で自社のホームページがどの金額に近いかを考えられます。

ホームページ制作には、実際いくらかかる?

ホームページ制作の費用は、会社サイトなら約30万〜150万円が一つの目安です。ただし、作る内容によって金額は大きく変わります。2026年8月25日に確認した3つの公開資料では、自社で文章や写真を用意する1〜10ページの例が5万〜40万円、内容づくりや集客に関する作業まで任せる例が100万〜300万円でした。

制作費が変わる主な条件

資料ごとに想定する条件が違います。同じ「会社のホームページ」でも、ページ数、問い合わせフォームなどの機能、文章や写真を用意する人、公開後の修正範囲はそろっていません。次の表は一般相場であり、月額HP制作相談室の料金ではありません。

スマートフォンでは、表を1項目ずつ縦に表示しています。

公開資料の制作例依頼条件費用の目安
1〜10ページの制作掲載する文章や写真を依頼する側が用意する5万〜40万円
会社の公式サイトサイトの種類、規模、依頼先によって変わる約30万〜150万円
集客やブランドづくりも考えた企業サイトページの内容や文章づくりまで制作会社へ頼む100万〜300万円

約30万〜150万円という相場だけでは、自社に必要な金額までは決まりません。何ページ作るかで制作費が変わるため、まずはホームページで伝えるサービスと、見た人に取ってほしい行動から必要なページを考えます。

自社には何ページ必要?目的から考えるページ構成

ページ数を決めるときは、紹介するサービス、料金をどのように伝えるか、ホームページから受けたい連絡を並べます。問い合わせ・予約・採用応募など、目的が違う内容はページを分け、同じ内容で説明できるものは一つにまとめます。

たとえば、サービスについての問い合わせを受けたい会社なら、トップ、サービス、料金、会社情報、問い合わせの5ページが一つの例です。すべての会社に共通する形ではありません。予約を受けるなら予約ページ、店舗へ来てもらうなら所在地や営業時間、採用応募を受けるなら採用情報を加えます。料金を個別見積もりで決める会社では、料金ページに載せる内容も変わります。

問い合わせを受ける例としてトップ、サービス、料金、会社情報、問い合わせの5ページを置き、予約には予約ページ、採用には採用情報を追加する図
問い合わせを受けたい場合の5ページは一例です。予約や採用も行う場合は、その目的に対応するページを加えます。

必要なページが決まったら、ホームページを見つけてもらう方法も考えます。検索で見つけてもらうための作業や広告まで制作会社へ頼む場合は、ページ制作とは別の費用になることがあります。

必要なページが決まっても、それだけでは見積金額は決まりません。同じ5ページでも、文章や写真を自社で用意するか、内容づくりから制作会社へ任せるかによって、制作会社の仕事量が変わるためです。

文章や写真は誰が用意する?制作会社へ任せる範囲と費用

ホームページへそのまま載せられる文章や写真がそろっているなら、自社から制作会社へ渡します。何を載せるか決まっていない場合や、文章や写真を用意できる人がいない場合は、その仕事も制作会社へ頼みます。任せる仕事が増えると、見積金額も変わります。

同じ5ページでも、任せる仕事が違えば制作費が変わる

自社で文章と写真をそろえる場合
自社:完成した文章、写真、ロゴを渡す制作会社:画面、フォーム、スマートフォン表示を作る
内容づくりから制作会社へ任せる場合
自社:事業内容、強み、料金、受けたい問い合わせを伝える制作会社:各ページの組み立て、文章と写真の準備、ページのデザインと作成まで担当する
上は素材が完成している場合、下は内容づくりから任せる場合です。制作会社の担当範囲が広いほど、見積金額も上がります。

自社で用意すると決めたものは、公開日までに誰が準備するかも決めます。担当する人がいない仕事は、制作会社へ頼む内容に入れます。文章や写真がそろわず、ページ制作が止まるのを避けるためです。

自社で用意するものと制作会社へ任せる仕事が決まったら、その内容が見積書に入っているかを見ます。見積書は、制作会社が「何を、いくらで行うか」を書いた書類です。

見積書はどこを見る?別料金になる仕事の見分け方

見積書を受け取ったら、金額と一緒に「その金額に何が含まれているか」を見ます。ページ作成、文章作成、写真撮影、問い合わせフォームの設定などが個別に書かれている場合もあれば、まとめて「ホームページ制作一式」と書かれている場合もあります。

「ホームページ制作一式」だけでは、どの仕事が料金に入っているのか分かりません。自社で行えない仕事が入っていなければ、契約後に自社で行うか、追加料金で頼むことになります。

スマートフォンでは、表を1項目ずつ縦に表示しています。

見積書で見る仕事制作会社へ頼む内容含まれない場合
ページの組み立て必要なページと、各ページに載せる内容を決める社内で決めるか、別料金で頼む
文章・写真事業内容の聞き取り、文章作成、写真撮影、画像調整自社で素材を完成させるか、別料金で頼む
ページ・フォームパソコンとスマートフォンのページ、問い合わせフォーム、送信確認必要なページや送信確認を別料金で頼む
公開作業完成したページを公開し、ページとフォームの動作を確かめる公開を誰が行うか、料金と合わせて決める

各項目を「制作費に含む」「別料金」「自社で行う」のどれかに分け、見積書へ書いてもらいます。自社でできない仕事が別料金なら、契約前に予算へ足せます。ただし、見積書で分かる初期費用だけでは、公開後を含めた支払額は決まりません。月額料金と、公開後に頼む可能性がある変更も加えて、1年間の総額を出します。

初期費用だけで決めていい?公開後1年間の支払額

見積もりが安く見えても、支払いが制作費だけで終わるとは限りません。月額料金や、公開後の文章変更、ページ追加が別料金になる場合があるためです。制作会社を比べるときは、こうした費用も足して、1年間でいくら支払うかを見ます。

1年間利用する場合の計算例

制作費 + 月額料金 × 12か月 + 必要な追加料金

  • 制作費10万円、月額2万円なら、1年間で34万円
  • 制作費25万円、月額5,000円なら、1年間で31万円

比較方法を示すための仮の金額です。実在するプランの料金ではありません。

月額料金に含まれる内容は会社ごとに異なります。ホームページを公開し続ける費用だけの場合もあれば、文章や写真の変更まで含む場合もあります。1年以内に追加しそうなページ、写真撮影、文章作成、予約機能が別料金なら、その金額も足します。

毎月支払える金額と1年間の上限を出せば、契約後に予算を組み直す可能性を減らせます。その金額で複数社を比べるには、目的、ページ、任せる仕事を各社へ同じ内容で伝える必要があります。依頼条件が違うままでは、金額差が料金設定によるものか、含まれる仕事の差なのかを見分けられません。

金額が違う見積もりは、何をそろえて比べる?

見積金額が違っても、それだけで高いか安いかは決められません。頼んだページ数や文章作成などの条件が違えば、料金も変わるからです。次の5項目を各社へ同じ内容で伝えると、金額と任せられる仕事を同じ条件で比べられます。

同じ条件で見積もりを頼むための記入例

ホームページの目的
サービスと料金を伝え、問い合わせを受ける。
必要なページ
トップ、サービス、料金、会社情報、問い合わせの5ページ。
自社で用意するもの
ロゴと、現在使っている写真。
制作会社へ頼むもの
各ページに載せる内容の整理、文章作成、デザイン、ページ作成、公開後の文章変更。
公開したい時期
○月○日。

決まっていない項目は「未定」と伝えます。そのうえで、見積金額を出すために何を決める必要があるかを聞きます。

見積書が届いたら、制作費、1年間の支払額、制作会社が行う仕事、自社に残る仕事、公開予定日を並べます。安い会社で仕事が抜けているのか、同じ仕事を頼んでも金額が違うのかを分けて見られます。必要な作業が予算内に収まり、希望時期に間に合う会社なら、「何が含まれ、1年間でいくらかかるから、この会社へ頼む」と共同経営者や社内へ説明できます。

ここで候補が絞れても、公開後の修正料金や契約終了時の条件が違えば、依頼後の負担は変わります。契約前に、見積書だけでは分からない条件も確かめます。

制作中・公開後・契約終了時に確かめる条件

契約前には、制作中にどこまで直せるか、公開後の変更にいくらかかるかを確かめます。問い合わせ件数を確認する方法と、契約終了時に受け取れるデータも聞いておきます。見積金額が同じでも、これらの条件が違えば、追加費用と自社で行う仕事が変わります。

  1. 制作中に直せる範囲
    文章とページを確認する日、無料で直せる回数、追加料金が発生する条件。
  2. 公開後に頼める変更
    文章や写真の変更、ページ追加、不具合対応のうち、月額料金に含まれるもの。
  3. 公開後の問い合わせ件数の確認
    問い合わせ件数や、よく見られたページを確かめるための設定と、その後の確認を誰が行うのか。
  4. 契約終了時に受け取れるもの
    ホームページの住所にあたるURL、ページを変更する管理画面のログイン情報、文章、写真、その他のデータ。

見積書と契約書の内容が違う場合は、どちらが契約後の条件になるかを書面で回答してもらいます。四つの条件が書面に残っていれば、制作中・公開後・契約終了時に、何を頼めて何を自社で行うのかが分かります。ページ数や任せる範囲を決めきれない場合は、未定のまま相談できます。

月額HP制作相談室では、ページ数が未定でも料金を聞ける?

ページ数がまだ決まっていなくても、月額HP制作相談室へ料金を相談できます。公式料金ページには、4・6・7・8・9ページの5プランがあります。制作費、月額料金、追加料金、各プランに含まれる内容は、こちらで最新情報をご覧ください。金額や販売条件が変わったときに古い情報を残さないため、この記事には転載していません。

何ページ必要か分からない場合は、相談フォーム「料金・ページ数」または「プラン未定」を選べます。事業内容と、ホームページで受けたい問い合わせを分かる範囲で送れば、プランを決めきれていない段階から料金を相談できます。

見積もりを頼む前によくある質問

予算の上限を決める前でも、見積もりを頼めますか?

頼めます。作りたいページ、自社で用意できる文章や写真、制作会社へ任せたい仕事を伝えます。あわせて、何を減らすと安くなり、何を加えると高くなるのかを聞くと、予算に合う依頼内容を考えられます。

文章や写真を用意できない場合も、見積もりを頼めますか?

会社によって対応が違います。事業内容の聞き取り、文章作成、写真撮影を頼めるか、それぞれの料金が見積書に含まれているかを聞いてください。

公開したい時期が決まっている場合、何を伝えればよいですか?

希望する公開日と、現在そろっている文章、写真、ロゴを伝えます。そのうえで、自社が用意するもの、制作会社が作るもの、内容を確認する日を決めます。

料金・ページ数の相談フォーム

事業内容と、ホームページで受けたい問い合わせを、分かる範囲でお送りください。相談フォームでは「料金・ページ数」または「プラン未定」を選べるため、ページ数を自分だけで決めてから連絡する必要はありません。

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